回答考え中…

問題)
《Elvish Spirit Guide》という、世にも珍しい生物がいる。
古くからやっているプレイヤーならば、こいつが手札にある時にマナを出せることを思い出す人もいるかもしれない。

さて、ここにカードではない、トークンの《Elvish Spirit Guide》がある。
どうやって作ったかは問わないが、とにかく、このトークンは《Elvish Spirit Guide》の特性を全て持っている。

さて問題。
このトークンの持つ能力を使用して、緑マナを得ることはできるか?

○か×かで答えよ。(5点)
その理由も答えよ。○であるならばその状況を、×であるならばその理由を答えよ。(15点)

Quiz about mana ability. Closet belif より)

ふむ。一言でいうと難しいですな。二言でいうとちょー難しいですな。
《Elvish Spirit Guide》のマナ能力は、それが手札になければ使えません。

《Elvish Spirit Guide》
2G
Creature -- Spirit
Remove Elvish Spirit Guide from the game: Add {G} to your mana pool.
Play this ability only if Elvish Spirit Guide is in your hand.
2/2
Oracleより引用)

ですが、トークンが手札にある場合、状況起因効果で消滅してしまいます。

420.5f 場以外の領域にあるトークンは存在しなくなる。
(マジック総合ルールより引用)

なので、普通に考えれば「使えない」だと思われます。
ならば、「状況起因効果のチェック前に使うことはできないか?」と考えてみました。

420.3. プレイヤーが呪文や能力をプレイする優先権を得るとき(rule 408〔呪文や能力のタイミング〕参照)、下記の、状況起因効果の条件がチェックされる。適用すべきすべての効果が一つのイベントとして解決され、それから、再びチェックが繰り返される。状況起因効果がひとつも発生しなくなったら、誘発型能力がスタックに積まれる。その後で、該当するプレイヤーが優先権を得る。このチェックはクリンナップ・ステップの間にも行なわれる(rule 314〔クリンナップ・ステップ〕参照)。下記の条件が一つでも満たされた場合、アクティブ・プレイヤーが優先権を得る。

420.4. 誘発型能力と異なり、状況起因効果は、呪文や能力の解決中に起きた事はチェックしない。
(マジック総合ルールより引用)

これらのルールを鑑みるに、
「クリーチャーを手札に戻し、マナの支払いを(解決時に)要求する(=マナ能力を使用できる)」呪文や能力があれば、可能なように思われます。
現時点での課題は2点。

  • そんなカードあるの?
  • 手札にあるトークンは能力を保持しているの?

後者については、とりあえず「あるもの」として考えておくことにします。カード探しだー。